グループホームとは、認知症の方が暮らしやすいような生活環境が整った施設のことです。少人数制を採用しており、5人〜9人までのユニットで共同生活を送ります。
通常の老人ホームと同じく食事の提供やその介助、入浴や排泄のサポート、買い物代行などを行います。グルームホームでは、認知症の症状は出ているものの身体的には比較的健康な方が多いため、買い物や食事、入浴については職員が積極的に行うというよりも補助的な意味で行うところが多いです。
そのほかに認知症治療の一環として、レクリエーションやリハビリなどのケアを行っています。園芸や体操などの運動から、パズルやオセロ、脳トレ、クイズなどの頭脳系のもの、料理や裁縫、絵画といった芸術系など、さまざまなレクリエーションが行われています。中でも、高齢者に人気のレクリエーションは音楽系のプログラムです。認知症に効果的なだけでなく、リラックス効果も高まり心肺機能が向上します。音楽系のプログラムとしては、踊りやダンス、合唱などが実施されています。
このようにグループホームでは、通常の介助やサポート、レクリエーションを行いますが、看護師などの医療従事者の配置は義務化されていないため、医療ケアについては最低限しかサポートされないことに注意しましょう。バイタルチェックや服薬管理などは受けられますが、本格的な医療ケアを受けるためには医療設備が完備されたグループホームに入居し、割増料金を支払う必要があることを覚えておきましょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
30 |